新着情報

2018.10.11
フランスにおける《ジャポニスム2018》に参加。ポスターが出来上がりました。
2018.09.26
《対談シリーズ》好評のうちに10回目を迎えます。
2018.08.25
ワークショップ《竹とんぼ》を開催
2018.08.07
《対談シリーズ》は夏も続きます。次回は8月30日。その次は9月7日に京都で開催いたします。
2018.07.10
決定 シンポジウムを11月16日にパリで開催
2018.07.02
ストラスブールにてトロットマン氏と会見
2018.05.23
アルザス・オーラン県知事と都内で会合・レセプション
2018.05.04
ロゴ発表
2018.04.13
《活動報告》2018年の記事を更新しました。
2018.04.06
《対談シリーズ》会費改訂のお知らせ
2018.03.30
4月の《対談シリーズ》は24日です。詳しくは《対談シリーズ》をご覧ください。
2018.03.27
《会員のページ》を更新しました
2018.02.26
採用ロゴ決定(中間報告)
2018.02.23
3月の《対談シリーズ》は2回、京都と東京で開催します。
2018.02.20
《対談シリーズ》7月以降スケジュールをお知らせします。
2018.02.17
《会員のページ》を更新しました。
2018.02.06
対談シリーズ第一回(1月29日)を開催。それに関する記事を掲載しました。
2018.01.27
ロゴ公募終了:たくさんのご応募ありがとうございました
2018.01.05
ロゴ募集!!  
2017.12.31
《対談シリーズ》今後の予定 : 《対談シリーズ》スケジュールをご覧ください。
2017.12.20
《対談シリーズ》のお知らせ : アクションプラン第一弾をご覧ください。

ジャポニスム2018

夏にもお伝えしましたが、晩秋のパリで以下の通りシンポジウムを行います。



ワークショップ《竹とんぼ》後記

                                                         代表理事 近藤誠一


第二回の対談(2月22日)で、藤沼先生が「子供を自然に返せ」と言われたのは記憶に新しいところです。

そしてそれが如何に素晴らしいことかを身をもって体験できたのが、この竹とんぼ教室でした。


最初はやや緊張していた子供たちでしたが(保護者の大人たちも勿論)、優しく語りかける先生のお人柄と、最初は室内で、先生が準備してこられた竹とんぼで、うまく飛ばす練習から始めたことが良かったようです。竹とんぼには2種類あって、竹の羽根だけが軸から外れて飛んでいく型と、羽根と軸とが一緒に飛んでいく型があるそうです。今回は後者、つまり竹でできたT字が飛んでいく方を使いました。


軸を掌で回す・・・と言ってもなかなか思うようにいきません。誰もが最初は回しながら、無意識に両手を前の方に動かしてしまう、つまり前に向かって投げるようなしぐさをしてしまうのです。竹とんぼはすぐ下に落ちてしまいます。片方の手を固定し、もう片方の手だけを前にずらすことで、軸はしっかりと回り、手を離れた途端に飛んでいきます。軸を垂直にすれば、そのまま上方に向かって飛びます。斜めに向けて飛ばすと、竹とんぼは斜めになったまま前に進んでいきます。さすが先生は、まるでキャッチボールをするように、相手に向かって飛ばすことがお上手でした。


羽根の部分の形や厚み、反りによって、竹とんぼはひとつひとつ違う飛び方をします。単に平たい竹の棒をいきなり削るのではなく、どのような羽根ならどう飛ぶのかを身をもって体験した上で、実際に削ってみることで、その原理を体で覚えることができるのです。


子供たちはみるみるうちに飛ばし方をマスターし、やがて木の台の上で、下ごしらえしてある竹を削り始めました。そして出来上がった竹とんぼに名前を書いたり、思い思いの色を塗って飛ばし始めました。やがてみなで運動場に出て、思いっきり飛ばしっこをしました。どこまで飛ばせるか、滞空時間は誰が一番長いかなどを競って。風の影響を受けやすいことも分かりました。


自分の手を使って遊び道具を作ることは、小さなことでも自然にはルールがあることを学び、それを活用するさまざまな発想力を生み出すことにつながります。夢中になって削り、飛ばし、走り回る子供たちの生き生きした姿が、何より印象的でした。始めは恥ずかしがっていた子供たちは、すぐ仲良しになり、さっきまで見ず知らずだった子供同士が手をつないで帰っていく姿は、微笑ましく、そしてうれしい瞬間でした。


電車の中で、駅で、教室で、スマホやゲームを離さない子供を見慣れてしまった大人にとっても、ほっとする2時間でした。機械がつくったプラスチックの玩具は、みな同じです。個性もなければ作り手の心も伝わってきません。


親子が夢中になって、一緒に遊び道具をつくる。ひとつひとつ全部違うものができる。・・・これほど自然と人間性を感じ、ほのぼのとした幸せを与えてくれることがあるでしょうか。夏期講習とかちあってこられないお子さんがおられたそうです。学校から帰るとすぐ塾に行かねばならない子供たちにとって、教科書から逃れ、競争相手ではない友達と知り合い、仲良くなる機会ができることは、その子の人生にとってかけがえのないことではないかと思いました。


また来年もチャンスがあったら・・・藤沼先生、お願いします!

シンポジウム《日仏人間国宝対談》(仮称)

7月10日に訪欧中の北原事務局長は美術館関係者と詳細打ち合わせを行い、日時等が決定しました。

フランスにおけるジャポニスム160年を機に、パリの装飾芸術美術館(le MAD)に於いて、シンポジウムを開催いたします。
日本とフランス両国の、それぞれの人間国宝のお二人に、伝統工芸について大いに語っていただきます。


11月16日(金) 18:30~

講演者
室瀬和美氏(日本・人間国宝 蒔絵)
ジェラール・デカン氏(フランス・Maitre d'Art 紋章彫版)
進行
近藤誠一(弊社団代表)

ロゴを発表いたします



短い公募期間にもかかわらず、
141人の方々から190余の素晴らしい作品が寄せられました。

その中から厳選なる評価作業を経て、最終的に京都市在住の居関孝男さんの作品を採用させて戴く運びとなりました。

 

そのデザインの背景・コンセプトですが:

 

「匠」の文字を基軸に交差した罫で匠職人が集い・協力して技を突き詰める様を表し、中心部に日本の伝統模様である市松を配置。また下部TAKUMIの「A」で日本(日の丸)を表し、そしてメインの配色として江戸紫を使っています。更に漆塗り(蒔絵)の調度を連想させる黒の線が金を引き立てています。因みに漆塗り(蒔絵)の調度をフランス(欧米諸国)ではジャポン(ジャパン)と称します。

 

作者の居関さんは「若狭巧芸」という屋号で仕事をしておられます。

ご祖父は宮大工だったということで私どもの活動とも相通じるところが多く、不思議なご縁を感じています。


《対談シリーズ》参加費改訂

一部では既にご案内申し上げておりますが、第5回目(5月30日(水)ゲストは小鼓の人間国宝大倉源次郎先生)以降は、下記の通り参加費を改訂させて頂きますので、予めご了承頂きたく存じます。


☆参加費(5月以降):一般14,500(対談のみ 5,000円)
会員12,500(対談のみ 4,000円)

☆改訂理由

・これまでの対談は、先ずは昨年11月末に発足した私どもの社団法人の問題意識を広く有識者の方々に共有して頂く目的で、参加者の方々から食事の実費のみ頂き、講師謝礼や事務局運営の諸経費(通信費、源泉徴収税支払い等)は会員(個人、法人)の会費で一部を賄いつつ、残りは関係者のボランティア(人件費、事務所経費等)により吸収する形で進めてきたが、このような脆弱な財政基盤のままでは継続が難しいこと

・過去4か月の実績で、幸い当法人の目的に対する皆様からの共感、サポートを得ることができ、当社団法人として究極の目的に向けた次のステップを踏み出すことを決断すべき状況になってきたと思われること。そこでは堅実な実績を積み上げていくことが将来のためにも重要で、そのためには最低限の安定的収入を得て健全な財政基盤を作ることが急務であること

・とりわけ今後新たに開始する事業(若手工芸家の支援や日仏交流)に必要な資金調達に当たって要請される社会的地位の確立のために、弁護士、経理・税務などの専門家との業務提携が不可欠なこと

 

以上の状況をご賢察の上、引き続きご参加、ご支援をお願い申し上げる次第です。

採用ロゴ決定

素晴らしい作品が数多く寄せられた中で最終的に選考作業が完了いたしました。

これから商標登録の手続きを開始いたしますので完了後の発表まで今しばらくお待ちください!

《対談シリーズ》 7月以降のスケジュール

7月17日(火) ゲスト:岡岩太郎(表具修理)        於アークヒルズクラブ

8月30日(木) ゲスト:大角幸枝(金工)          於アークヒルズクラブ

9月26日(水) ゲスト:須田賢司(木工芸、人間国宝)  於アークヒルズクラブ

10月25日(木) ゲスト:大和田哲男((株)アビー社長) 於アークヒルズクラブ

11月       ゲスト:中川衛 (金工 人間国宝)   (金沢)

 対談についてのお問い合わせ、お申し込みは, かまくら春秋社 TAKUMI事務局 takumi@kamashun.co.jp までお願い致します。

ロゴ

ロゴの公募をお知らせしてから2週間余、昨日をもって、応募を締め切らせて戴きました。
お蔭さまで、17歳の高校生から80歳の大先輩まで141人の方が、190もの作品をお送りくださいました。関係者一同、皆さまのご協力に感謝、感激するとともに選考という”大仕事”を控え、緊張しております!

《対談シリーズ》 スケジュール

2月22日(木)   ゲスト:藤沼昇(人間国宝 木竹工) 18:00 於アークヒルズクラブ  

3月21日(水・祝) ゲスト:十五代樂吉左衛門(楽焼) 14:00 於 京都仁風庵  

 

3月22日(木)   ゲスト:佐々木苑子(人間国宝 染織) 18:00 於アークヒルズクラブ 

 

4月24日(火)   ゲスト:十四代 今泉今右衛門(人間国宝 陶芸) 18:00 於アークヒルズクラブ 


5月30日(水)   ゲスト:大倉源次郎 (人間国宝 小鼓)18:00於アークヒルズクラブ


6月25日(月)   ゲスト:宮入小左衛門行平 (刀剣) 18:00於アークヒルズクラブ


 対談についてのお問い合わせ、お申し込みは, かまくら春秋社 TAKUMI事務局 takumi@kamashun.co.jp までお願い致します。



アクションプラン第一弾

私たちのアクションプランの第一弾として、対談シリーズ匠と語る日本の未(仮をスタートいたします。
20181月から
、日本を代表する匠(工芸、芸能から食まで)や、最先端産業において匠の技術により倒的な世界のシェアを誇る中小企業のトップをお招きしたディナー対談を行い、最終的にシリーズをまとめ、出版を予定しています。
第1回は、蒔
の人間国宝として活躍されている室和美氏を迎え、匠の精神と力をどのように明日の日本につなげるかを話し合います。 

 

日程:        2018129日(月)18:00

場所:         クヒルズクラブ

ゲスト:      和美氏(蒔人間国宝)

主催:         TAKUMI - Art du Japon(対談ホスト:近藤 誠一)

協力:   (公社)日本工芸会、かまくら春秋社

 

 対談についてのお問い合わせ、お申し込みは, かまくら春秋社 TAKUMI事務局 takumi@kamashun.co.jp までお願い致します。

蒔絵螺鈿飾箱「実り」 室瀬和美

ワークショップ《竹とんぼ》後記

                                          代表理事 近藤誠一


第二回の対談(2月22日)で、藤沼先生が「子供を自然に返せ」と言われたのは記憶に新しいところです。

そしてそれが如何に素晴らしいことかを身をもって体験できたのが、この竹とんぼ教室でした。


最初はやや緊張していた子供たちでしたが(保護者の大人たちも勿論)、優しく語りかける先生のお人柄と、最初は室内で、先生が準備してこられた竹とんぼで、うまく飛ばす練習から始めたことが良かったようです。竹とんぼには2種類あって、竹の羽根だけが軸から外れて飛んでいく型と、羽根と軸とが一緒に飛んでいく型があるそうです。今回は後者、つまり竹でできたT字が飛んでいく方を使いました。


軸を掌で回す・・・と言ってもなかなか思うようにいきません。誰もが最初は回しながら、無意識に両手を前の方に動かしてしまう、つまり前に向かって投げるようなしぐさをしてしまうのです。竹とんぼはすぐ下に落ちてしまいます。片方の手を固定し、もう片方の手だけを前にずらすことで、軸はしっかりと回り、手を離れた途端に飛んでいきます。軸を垂直にすれば、そのまま上方に向かって飛びます。斜めに向けて飛ばすと、竹とんぼは斜めになったまま前に進んでいきます。さすが先生は、まるでキャッチボールをするように、相手に向かって飛ばすことがお上手でした。


羽根の部分の形や厚み、反りによって、竹とんぼはひとつひとつ違う飛び方をします。単に平たい竹の棒をいきなり削るのではなく、どのような羽根ならどう飛ぶのかを身をもって体験した上で、実際に削ってみることで、その原理を体で覚えることができるのです。


子供たちはみるみるうちに飛ばし方をマスターし、やがて木の台の上で、下ごしらえしてある竹を削り始めました。そして出来上がった竹とんぼに名前を書いたり、思い思いの色を塗って飛ばし始めました。やがてみなで運動場に出て、思いっきり飛ばしっこをしました。どこまで飛ばせるか、滞空時間は誰が一番長いかなどを競って。風の影響を受けやすいことも分かりました。


自分の手を使って遊び道具を作ることは、小さなことでも自然にはルールがあることを学び、それを活用するさまざまな発想力を生み出すことにつながります。夢中になって削り、飛ばし、走り回る子供たちの生き生きした姿が、何より印象的でした。始めは恥ずかしがっていた子供たちは、すぐ仲良しになり、さっきまで見ず知らずだった子供同士が手をつないで帰っていく姿は、微笑ましく、そしてうれしい瞬間でした。


電車の中で、駅で、教室で、スマホやゲームを離さない子供を見慣れてしまった大人にとっても、ほっとする2時間でした。機械がつくったプラスチックの玩具は、みな同じです。個性もなければ作り手の心も伝わってきません。


親子が夢中になって、一緒に遊び道具をつくる。ひとつひとつ全部違うものができる。・・・これほど自然と人間性を感じ、ほのぼのとした幸せを与えてくれることがあるでしょうか。夏期講習とかちあってこられないお子さんがおられたそうです。学校から帰るとすぐ塾に行かねばならない子供たちにとって、教科書から逃れ、競争相手ではない友達と知り合い、仲良くなる機会ができることは、その子の人生にとってかけがえのないことではないかと思いました。


また来年もチャンスがあったら・・・藤沼先生、お願いします!

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